私のスーパースター

さて、改めて言うことでもないかもしれませんが、わたしは中島健人さんが好きです。(大声)

「好き」って言葉にするとシンプルに聞こえてしまうかもしれないけれど、本当にいろいろな思いを込めて、一言で「好き」と言いたい。

その「好き」の7割は「尊敬」。そのくらい彼を尊敬しています。日々「健人くんはすごいなぁ」と思っています。彼が「アイドル」という仕事に向き合う姿勢全てが大好きで、心から尊敬しているんです。彼が「アイドル」であるということは、わたしたちに見せてくれている姿が彼の仕事姿ってこと。中島健人さん、あまりにも完璧すぎる仕事っぷりじゃないですか?一社会人として感服します。

一つ一つの仕事に向ける熱意、妥協せず全力で取り組む姿勢。人より一歩でも前へ、というハングリー精神。「芸能人」であり、「アイドル」である自覚を絶対的に持っていること。自分の魅せ方、強みをわかっていること。驕ることなく、周りへの感謝や気遣いを忘れないこと。そしてなにより、自分の中にブレない軸があること。それを貫き通す覚悟があること。*1

彼にとっての軸って「中島健人であること」なのかなと思ったりします。ちょっと漠然としているけれど、これが一番しっくりくる気がする。アイドルとしてすごく大切なことですよね、「中島健人であること」って。メディアを通して見る彼のブレないキャラだったり、これってもしかしてほぼ素なんじゃないか?とみなさんに思わせる力だったり、前述のような仕事に取り組む姿勢もそう。全てを含有して「中島健人であること」。いつか彼に会えたなら「仕事をする上で軸にしていることってなんですか?」って聞きたい。

軸があるって本当に羨ましい。なおかつそれを貫き通せるって、どれだけ強いの健人くん。

とはいえ彼だって人間なんだから、悩んだり迷ったり落ち込んだりすることがあるのはわかってる。まだ24歳だもの、いろんな葛藤だってあるでしょう。みんなの前では弱みを見せないけれど実はそんなに強い人じゃないよね、とも思う。冠番組で宮尾さんの在り方を聞いて感動していた健人くんを見て、改めてそう思いました。

でも彼はそれを乗り越えて、「中島健人」としていてくれる。だから彼がわたしたちの前で「中島健人」である限り、彼は強い人なんだ。

そんな強い人「中島健人」としていることが出来るあなたを、心から尊敬しています。

私事ですが、12月下旬~1月にかけて精神的にしんどい時期があり、仕事に足が向かないことがありました。特になにがあったわけでもないのにかなり気持ちが滅入っており、今の仕事を続ける自信を完全に失っていました。そんな時にわたしを支えてくれたのは自分の周りの人たち、特に両親でした。

わたしは「自分はそんなに弱い人間じゃない」と思っていた節があり、「まぁなんだかんだいっても一人で生きていけるよね」というスタンスでした。でもそうじゃなかった。自分は思っている以上に弱い人間で、周りにたくさん支えてもらって生きているんだ。本当に周りに恵まれていたんだ。そのことに、やっと気付きました。

それからは『石ノ森章太郎物語』を終えた後の健人くんよろしく、肩の力を抜いて人に甘えることを少し覚えました。健人くんのように周りへの「ありがとう」を常に忘れずに生きていこうと心から思いました。自分の弱さを認めた上で、人前では強い人でありたいと思いました。

わたしも健人くんみたいに、悩んでもくじけても前を向いて進んでいける人になりたい。軸を見つけて、それを貫き通せるようになりたい。健人くんだってジャニーズの世界に飛び込んでから10年以上経って今の彼があるんだから、そんなにすぐわたしの軸が見つかるわけないってわかっている。でもやっぱり早く健人くんに近付きたい。あなたはいつまでもわたしの目標です。

7割が「尊敬」なら、残り3割の中の2割は「憧憬」「羨望」。単なる憧れだけではなく羨ましいなぁという思いもあるんです。

わたしは、人と一緒に「モノ」を作り上げることが好きです。ここで言う「モノ」とは有形物ではなく無形物に近いもの。我がシンメ、えりりん曰く「学校行事みたいなのが好きでしょ?」まさにその通りですシンメって怖い(怖い)。文化祭とか体育祭とか、形はないけれどみんなで協力してひとつの「モノ」を作り上げるじゃないですか。それを作っていく過程とか、そこで作り上げられる空間や空気、やりきった後の達成感が大好きなんです。それでみんなが笑顔になってくれたら最高。

なんだかコンサートって、学校行事に似ていませんか?

だからコンサートが大好きなんです。わたしにとってコンサートは、ただ彼らのパフォーマンスを見るためだけの場所じゃない。ファンも一体となって作り上げるモノなんです。だからSexyZoneが理想としているコンサートに少しでも近いものにしてあげたいって思うし、近いものにしたいって思うんです。その点で言うと、『SEXY ZONE repainting Tour 2018』の『ぎゅっと』『Fantasy ~1秒の奇跡~』『Silver Moon』はかなりグッときました。SexyZoneとファンで一緒に歌う『ぎゅっと』*2、自動制御されていないペンライトをファン一人一人が消したり、白に変えたりする『Fantasy ~1秒の軌跡~』と『Silver Moon』。あとはXYZモニュメントもよかった。SexyZoneの5人と、その時々のコンサートに参加したファンのみんなで次々とrepaintingしていく。最高だーー!!!恋がはじまるよーー!!!

確かにペンラを自動制御にすれば、コンサートの画としてはすごく綺麗なものが出来るかもしれない。でもそれって所詮映えでしかないじゃんって思ってしまうんです。そこにファンの意志はないじゃないですか。自分が応援しているグループのコンサートを作り上げる一員なんだという感覚が減ってしまう気がして、あまりわたし好みではないんだよなぁ。話が逸れました。

そんなわけで、わたしはコンサートを作り上げる一員としてコンサートに参加することが好きなのですが、究極を言ってしまえばSexyZone側に立ちたい人間なのです。彼らが並々ならぬ努力と苦労の末、ステージに立っていることはわかっているつもりです。それでもなお、わたしは彼ら側に立ちたいと思うのです。

学校行事の比ではない人数が、自分たちのステージに携わってくれます。その全員と直に会うことは出来ないけれど、携わってくれた人はみんなステージの成功を願ってくれています。自分たちはパフォーマーとして、メンバー一丸となって練習に臨みます。もちろんたくさんアドバイスももらいますが、自分たちの楽曲をどんな順番で、どういう演出で魅せるのか決めていきます。どうすればお客さんが喜んでくれるのか、試行錯誤しながらステージを作り上げていきます。そして本番当日、いよいよみんなで作り上げたものをお客さんに見てもらいます。初日ってすごくドキドキするんだろうなぁ。ドキドキしながらもステージで歌って踊って、手を振って、そうするとお客さんが笑顔になる、歓声が上がる、拍手が起こる。素敵すぎませんか?

スタッフのみなさんと、メンバーのみんなと一緒にステージを作っていく過程、ステージを良いものにするための努力、ステージにかける思い、そしてお客さんを笑顔にできる力。コンサートは青春だ*3

そんなことを成しえてしまうSexyZoneが、健人くんが、憧れであり羨ましくもあるんです。わたしの仕事も普通ではない(というと少し語弊があるけれど)から、近しいことを感じることは出来るんです。だから手の届きそうな「憧憬」の思いを抱きます。でも彼らと全く同じことが出来る可能性はゼロに近い。だから手の届かないものに抱く「羨望」もある。「憧れ」と「羨み」は紙一重ですね。

さあ残りの1割はなにかと言えば、それはもうシンプルに「愛」です。Because of 愛。

こんなわたしとてケンティーガールズの端くれですから、健人くんの甘い言葉にキャーキャーすることもありますし『黒崎くん』や『みせコド』は天にも昇る気持ちで見ています。ええそりゃもうたまりません。

でもどちらかというと、健人くんに抱きしめてほしい!というより健人くんを抱きしめてあげたくなる。「お疲れ様」って言われたいけど、わたしはそれよりもたくさん「お疲れ様」って言ってあげたい。「頑張ったね」って言われるより、「頑張ったね」って言ってあげたい。わたしが甘えるんじゃなくて、健人くんが甘えたいときに甘えてきてほしい(前提がおかしい)。

自撮り写真付きで、これでもかってくらい愛がつめこまれたKTTももちろん好きだけど、最近みたいにゆるいKTTも好き。「健人くんがやりたいようにマイペースにやってね、うんうん、お疲れさま。」って思ってる。だってゆるーくでも毎日更新し続けてくれているのが「中島健人」なんだから。さすがだなぁ。好きだなぁ。

 

わたしは健人くんのことが好き。健人くんが発する言葉が好き。心に厨二を飼っているところが好き。地味なところが好き。シンプルに顔が好き。クセの強い歌い方と踊り方まで好きになってしまった。でもそれ以上に尊敬しているし、彼みたいになりたいって思う。なんなら少し羨んだりもする。いつか、いつか彼に会えたなら「わたしはこんな人間だよ!こんな風に生きてきたよ!」って胸を張れるわたしでありたい。

健人くんはまさに「私のスーパースター」*4

 

「未来は不知顔さ、自分で創っていく。」

多分あなたはそう云うと判っているのに
ほんのちょっとざわめいた朝に声を失くすの

私はあなたの強く光る眼思い出すけれど
もしも逢えたとして喜べないよ
か弱い今日の私では
これでは未だ厭だ

「答えは無限大さ、自分で造っていく。」
枯れ行く葉が相変わらず地面を護っている
そんな大地蹴って歩いては声を探すの

私はあなたの孤独に立つ意思を思い出す度に
泪を堪えて震えているよ
拙い今日の私でも

明日はあなたを燃やす炎に向き合うこゝろが欲しいよ
もしも逢えたときは誇れる様に
テレビのなかのあなた
私のスーパースター

 

*1:この健人くんの在り方全てがわたしの中で「Sexy」の定義になっています

*2:会場が小さい仙台で大合唱した『ぎゅっと』は、本当にみんなの声がぴったり重なっていてすごく素敵だった。あの時間、あの空間はずっと忘れない

*3:ふーちゃんは「青春フェチ」であり「青春を作り出すのが上手い人」だから、コンサートを作っていくのが大好きなんだろうな

*4:椎名林檎さんがイチローのことを思いながら書いた歌だそう。SexyLoversでありV6のオタクであり、林檎さんを愛してやまないゆっきーから教えてもらいました